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三宅島名物 #3

 

せっこう(1年中)

いったい何のことやら・・・方言でカメノテをセッコウと呼ぶ
岩場に普通に見られるあのカメノテ!普通食べようとは
思わないし、知らなければ一生食べないであろうと思う。
それが食べてみると美味いのです。
島では味噌汁のダシによく使われますが、塩茹でして
食べるとしっとりした食感と肉汁が美味く止まらなくる。
次の日から岩場で見かけると立派な食材に見えているから
不思議である。


三ツ星(秋から春先)

最初刺身を出されたときに三ツ星だよと言われた。
見た目はカツオそのもの。
で、食べてみるとカツオとはちょっと離れ、
マグロにちょっと近づいた。
そんな感じでくさみも無くバカ美味い!
この正体はスマカツオ、胸鰭の下に三つの黒点があり
「三ツ星」と言う。
カツオを釣っていると混ざってくるらしいが、数は少なく
しかも足が早いので、一般には売られていない。
食べられればラッキー

 

 

 


苦っ竹

名前のとおり苦い!一般の竹の子とは大違いでアスパラガス
のような感じで細い。アズマザサという種類で5・6月に
若芽をだす。
その若芽を引っこ抜き皮を剥いて調理するのだが、
細いので、一本採っても仕方なく、大量に取ってくるのである。
当然皮を剥ぐ量も増えガッカリしてしまう。
何と言っても竹の子なので皮が何重にもなっている。
島の人は細い先っぽの方から皮を指に巻きつけて
クルクルと回し、手早く剥いてしまう。だから早いのである。
自分も真似をすると、クルクルと同時に、ボキボキという音も
聞こえてくるようで身がグシャグシャになる。
食べ方は、茹でてから酢味噌で食べるのが一般的。
天ぷらもいけます。
一度食べて苦いと思っても、何度か食べていると病み付きになります!

 



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